2016年 08月 28日

セストリエールを登りながら自転車ライフを考える

ツールドフランスやジロディタリアで度々通るセストリエールは標高2000mにあるスキーリゾート。
アパートのある山の麓の村サン・ジェルマーノから46km 標高差1500mの長い長い登り坂。アップダウンではなく、ひたすら緩々と登り続け、最後の5kmは10%弱で登りつめる。

前日10kmのヒルクライムを登り切ったもののセストリエールは遠い。。。
かつてはセストリエールを往復して更にアパートまでの10kmの登りも普通にこなしていたけどそれは無茶。
車で麓まで下りデポ。これで帰りは安心
あとは、どこで引き返しても下るだけだから、無理しないでセストリエールを目指すことに。

前半は1〜2%で時折5〜6%の短い登りがある程度の平坦基調。
晴天のもとアルプスの壮大な景色を眺めながらのサイクリングは最高!
平坦をグイグイ踏んで進みたいのを我慢して軽いギアを回しながらのんびりライド。

中盤から徐々に勾配が増し、1時間を超えるとやはり腰痛と下肢の麻痺が強まりキツくなってくる。
スタートから36kmのPragelatoプラジェラート(トリノオリンピックのスキークロスカントリー会場)まで来て、疲労と痛みに耐え切れずベンチに座ってひと休みしながらパニーノを食った。

ここからの10kmは本格的にヒルクライムな区間。先へ進むか引き返すがちょっと迷ったが、この天気でセストリエールへ行かないなんてもったいないし、ココで走り切ることで得るものの大きさを思うと止まるわけにはいかなかった。
しばらく休んで走り出すが、左足は感覚が薄いから右足で頑張り、腰が痛むから頻繁に腰を伸ばしたり立ち漕ぎで凌いだ。

そしてついにセストリエールへ辿り着いた!
かつてなら何てことないことだったけど、こんなに胸がつまるほどに綺麗に見えたセストリエールは初めてだ。

何とも言えない達成感。
そーだ、これでいいんだ。自転車はやっぱり楽しいし気持ちいい。

小一時間ほど休んでからの46kmダウンヒルは爽快!
と言いたいところだが、強い向かい風で、ある程度踏み続けなくてはいけなくて。。。
とにかく、往復92km 標高差1500mのサイクリングを無事走破。
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この長い長い坂を2時間半かけて登りながらずっと考えていた。
こんな状態じゃレースどころではない。でも俺のレースって?
そもそもただ山が好きで、スキーが出来ない夏の趣味と体力作り(ダイエット)で始めた自転車。
たぶん誰も信じないとは思うけど、レースや練習の記録なんて参考程度で、ライバルはいつだって昨日までの自分。レースの入賞なんてオマケで、何か貰えればラッキーくらいにしか思っていなかった。

ただツールド沖縄200kmへの思いは強く、あのレースを毎年走り切ることがライフワークだと思っていた。。。
それだけにその距離や強度で走れないこと、ついこないだまで普通に出来てたことが出来ないことに、ただひたすら落ち込むだけの6年間。

去年からバイク、今年はカヤックで遊び始め、自転車に乗れない寂しさを紛らわしてはきたものの、やっぱり自転車への未練は消せない、もちろんツールド沖縄を中心にレースで走ることが前提だ。

でも、今回のんびりとセストリエールを目指して走るうちに、スピードはどうあれ自転車で山を登るのがこれほどまでに気持ちいいことを再認識した。
12年前、ビアンキで初めて秋葉山を登った時のように。

もちろんこの景色やイタリアの空気がそう感じさせることはあるが、アパートのバルコニーでローラーに乗っていても友達がかまってくれる環境もあって、楽しく自転車に乗る自分でいたいと強く思った。

セストリエールの町が見えた時、沖縄200kmはもうどーでもいいや、と自然に感じた。
でも日本に帰ったらまた思い直すかもな、とも思ったけど (^_^;) 今のところ意識は変わってない。

最大のライバルだった過去の自分は忘れて、今の自分にできる範囲で漕ぎ続けよう。
とか言いながらも、”ああ、平坦で以前の2割減、登りで3〜4割減しか出てないんだな。。。”
と思いながら走る今日この頃。。。


スタートから前半の緩い登り


ビデオ後半の、トンネルを避けた脇道の景色が最高


標高2000mのセストリエールに到着


復路は下りっぱなし!でも強い向かい風(涙)








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# by taka-taca | 2016-08-28 21:51 | Italia 2016 | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 27日

夏休みの自転車

山のアパートの麓の村からここはまでは10km 700mの登り坂。
元気だった頃は毎日のように登ったり、トリノまで往復したり、セストリエールのさらに向こう側に降りて往復して最後のこの激坂を登って帰ったり。。。
去年は一度も登らず、辛うじてガリビエには行ったものの、自転車に乗る気が失せていた。
今年も坐骨神経の麻痺感からくる足のカクンカクン症と痺れは治らず、腰痛はむしろ悪化気味。
春から乗り始めたものの、浜名湖の平坦を50km程度走るだけで、山どころか浜名湖の丘すら厳しい状態。
夏前あたりから負荷をかけずに軽いギアを回すことが徐々に楽になってきているが、山を登るなんて頭の片隅にすらなかった。
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天気が悪ければバルコニーでローラーくらいはするつもりでいたけど、ビールのための運動は今年も山歩き中心になるだろうと思っていた
その通り、山の初日2日目とモニカと山を歩いたりジョグしたが、2日目の午後にローラー乗ってるうちに自転車乗りたくなって、3日目に麓の村から10km 700mの登りにトライすることにした。
途中で力尽きたら車で迎えに来てもらうつもりで、とにかくゆっくり登ればいいと、気楽に乗ってみることに。

平坦部を除けば終始7〜8%で所々10%超えで最大16%の激坂。
出だしから最後までインナーローで淡々と走り続け無事完走。ちょうど50分。
無理だと思ったけどゆっくりなら何とか登れるものなんだ。
思えば山を登るのは去年の4月の秋葉山以来1年4ヶ月ぶりにもなる。
まさかこの激坂を登りきれるとは思わなかった。
これまで平地でじっくりリハビリライドしてきたのは無駄にはなっていないよう。
そろそろ秋葉山も行ってみようか。。。

朝の下り10kmは寒くウィンドブレーカー着てゆっくり下り、村で湧き水を汲んでスタート


ゴール前は超激坂
しかしビデオが途切れてた。。。



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# by taka-taca | 2016-08-27 17:40 | Italia 2016 | Comments(2)
2016年 08月 26日

夏休み ② in 山

今年も夏休みはモニカの実家トリノ帰省。
と言っても過ごすのは実家のマンションではなく,モニカ家が40年来夏休みや春秋の週末を過ごす山奥の小さな村のアパート。
ピネローロ近郊の小さな村のサマーハウス用アパートには普段トリノの街に住む人たちが家族で夏を過ごしている。
モニカがここで子供の頃から共に過ごした友達たちは兄弟や従妹のような関係で,ここへ来ると田舎へ帰って親戚に会うような感じ。
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標高1200m,ふもとの町からは10km700mの坂を登ってこなくてはいけない。
自転車のヒルクライム練にはうってつけだ。。。(汗)
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村にはレストランが一軒(近隣では有名で麓の町ピネロロからの客で週末は溢れる)と,小さな小さな商店があるだけで何の娯楽もない。
おまけに携帯電話の電波も届いたり届かなかったり,ましてWifiなど全く繋がらない(何故か誰もルーターを設置しようとしない)
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ここで毎日何をして過ごすかと言えば。。。
朝7時過ぎに起きて軽く朝食,9時ごろから山を2時間くらい歩くか,俺は自転車(麓まで降りて登り返すか,バルコニーでローラーか)
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昼前になるとアパートの住人たちがどこからともなく駐車場の一角に集まっておしゃべりしながら,気が付けばテーブルにはビールやワインやスナック類のつまみや前菜やら。。。
そしてそれぞれのランチタイムを過ごし(もちろん昼からしっかり飲んで)昼寝したりテレビ見たりノンビリ。
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夕方にはまた外に人が集まりだし,おしゃべりしながら食前酒(食前だか食後だかよくわからない)と,昼前と同じ状況に。
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そしてそれぞれ晩飯(8時過ぎ)に別れたり,時にみんなでレストラン行ったりして,夜遅くまで飲んだり食ったりしゃべったり。
日本人旅行者が1週間で3都市を巡ったりしてる中,こんな怠惰な夏休みでいいんだろうか。。。

昔はせっかくイタリアにいるんだからと,トリノの街で買い物したり,トスカーナやリグーリアへ1~2泊の旅行に行ったりしてたけど,1週間やそこらの滞在中に動くと休みがあっという間に終わってしまうし,夏は暑いし結局疲れて終わってしまい,近年はどこへも行かなくなってしまった(歳のせいか。。。)

でも数年前に自転車を持って来てからは,イタリアの山を走り回れる楽しさや,日帰りでフランス(ラルプデュエズとか)まで車に自転車積んで走りに行ったりして,観光地へ遊びに行きたい気持ちはまったくなくなった。
ここ数年は体調が悪いせいで,その自転車もあまり乗らなくなってたけど,その代わりに山歩きやトレランが楽しくなっていた。
今年も初日2日目と,午前中はモニカと山歩き。
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天気も良くて景色が最高で,こんな日の山歩きは気持ちいい。
時折登ってくるマウンテンバイクを見て,“来年マウンテンバイクを買おうか”と思い出したり。。。

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こうして往復10km弱を時折小走りしながら登って下って適度な汗かいた後の山で飲むビールは最高!(まだ昼前)
今年もこのまま毎日ちょっと走って飲んで食って終わるのかな?まあそれでもいいや,と思っていた。。。

〜続く〜



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# by taka-taca | 2016-08-26 21:29 | Italia 2016 | Comments(0)
2016年 08月 25日

夏休み in Piemonte

いつものように、夏休みはモニカの実家トリノへ。
夜に到着した翌朝も時差ボケとかなく、旅疲れと脚の浮腫みを抜くために朝から軽くジョグ。
20年前の8月のトリノなんて街中はゴーストタウン化してたけど、トリノ五輪以来観光客が増えてそこそこ賑やか。

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前日38℃の浜松からすれば天国だけど、日向はやっぱ暑く、アーケード下をウィンドーショッピングしながら、友達とのランチの約束まで我慢できずにカフェで食前ビール&おつまみ(にしては多い…)
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そして友達とのランチでリゾート気分 ( ´ ▽ ` )ノ
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モニカ家に帰宅後、休む間も無く荷物をまとめて山の家へゴー!

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# by taka-taca | 2016-08-25 20:59 | Italia 2016 | Comments(0)
2016年 07月 31日

涼を求めて

自転車もカヤックも浜名湖は暑すぎるから山へ逃げた。
この暑さに山道320kmは疲れたから写真だけ。
説明は必要ない。透明すぎる水は冷たくて生き返った。
&軟骨ソーキカレー美味すぎ ^_^

ここにはポケモンも,ポケモンを探し回る人もいません。ていうかそもそも携帯が圏外 ( ̄▽ ̄)

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# by taka-taca | 2016-07-31 18:08 | オートバイ | Trackback | Comments(0)
2016年 07月 25日

ダウンリバーデビュー

カヤックを初めて手に入れたのがつい先週末。
しばらくは浜名湖で何度も練習してカヤックの操作をしっかり身に付けてから,しかも最初の川下りはスクールに入るか,ガイド付きツアーに入るべきだと思ってはいたのだが。。。。。

夏の浜名湖は暑く退屈で,昔よくデイキャンプしに行った気田川の爽快さに早く浸りたくてウズウズ。
そして居ても立ってもいられずに,車にカヤック積んで気田川へ。マイカヤックデビューから6日目で2回目だと言うのに。。。
しかも,スクールやグループツアーをあれこれ検討した結果,やっぱりメンドくさくなって単独で(^_^;)

スキーで自然の怖さは多少なりともわかってはいるので,普段水遊びしていた川とは言え,何があっても大丈夫なように,いや,何も起きないように下準備(安全具や川の情報収集)は徹底的にしたつもり(いくつかのポカはあったが)

準備ができたらツーリングの計画だ。自転車と違って,カヤックで川は往復できない。スキー場のようにリフトもない。
ソロツーリングとなるとカヤックのデポや回送の手段を考えなくてはいけない。
車2台で行けば問題ないが,1台しかなければ,バスかタクシーで戻るか。。。あ,自転車があるじゃないか!
しかし,無人の車や自転車を河原に放置しておくのは。。。
と,デポ場所を探しまくり。。。ゴール地点に最適な場所が見つかった。船明ダム湖の相津マリーナというカヤックのレジャー施設。
そこへ朝自転車を置いて,車は気田川漁協奥の河原なら釣り人の駐車スペースがあって安心なのでそこへ置き去りにしてカヤックで川下り。
そしてゴール地点にカヤックを置いて自転車でスタートへ戻り,帰りにカヤックを回収する作戦。

面倒くさいなカヤックツーリングって。。。

前置きが長くなったが,朝6時半,カヤックとマウンテンバイクを積んで(やっぱりビアンキ放置は不安なので)出発。
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自転車をまだ開店前のマリーナ(川なのにマリーナ?w)に置いてスタート地点へ。

カヤックを降ろして準備して予定ピッタリ8時半にいよいよダウンリバースタート!
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気田川の水は相変わらず透明で奇麗
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思った以上に浅瀬が多く(今年は雨が少ないからか),船底をガリガリ擦りまくり,それどころか何度も完全に止まってカヤック引きずって歩いたり。。。(~_~;)
かと思うと突然急流の深みや岩や鋭角コーナーが表れて体も心も休まるスキがなかった
先週の浜名湖では時速5~6kmだったから,川の流れに乗って10km/hくらいで行けるだろうと思っていたがそれどころではない。
片道約25kmの道のり(川のり?)は思ったよりずっとずっと長かった。。。

前半は流れもカーブも穏やかで,“あー,最高気持ちいい!リバーカヤック最高!”って感動してたがそれも束の間。
中盤は細く曲がりくねってでっかい岩もゴロゴロ。何度も船底に岩がヒットして,“底が割れないだろうな?”とやや不安に。
思った以上にボディは丈夫なようで問題なかったけど。とりあえず空気入れるゴム製のじゃなくてリジッドなのにして良かった。
ちょっとした急流やコーナーも無事クリアしていくうちにちょっと自信がついて気が緩んだところに。。。
デカい2つの岩を避けようとしたが間に合わず横向きで岩にヒットして岩に張り付いて止まってしまった。
流れが速く一気にカヤックを飲み込むように押し流されて初沈。。。orz
すぐにコックピットから抜け出すも水を思いっきり飲んでしまった(泣)
まだ気持ちには余裕があって,足元に入れていたスマホが入った防水袋もパドルも掴んだまま逃さなかった。

そのまま浅瀬まで流されて一旦上陸してカヤックをひっくり返して水抜き。
ついでにおにぎり食って一休み。
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まだまだ先は長いのですぐに出発。相変わらず浅瀬に阻まれたり,アユ釣り銀座(釣り人はほぼ皆親切だったけど、1人のオジサンに怒鳴られてちょっと言い合いにw)をゆっくり進んだりして思ったように進まず焦りだす。
2時間漕いでちょうど半分くらい行った辺りだろうか,疲れもあって集中力も欠けてきた頃,先のほうに川を完全にふさぐ倒木が!
実はこれ事前に気田川のカヤックイントラさんのブログで知ってはいたが,それがここだとは知る余地もなく,気が付いたときにはもう遅かった。
何とか手前で岸に上がろうとしたが流れが速く見る見る倒木が近づいてくる。焦ってその手前に飛び出した倒木にぶつかって沈。
しかもその木の枝にからまってなかなか水面に出られず。。。(大汗)
何度も水を飲みながら何とか水面に顔を出すが,カヤックはその先を塞ぐ倒木にぶつかって止まり,パドルは後方の倒木の枝に絡みついていた。
そしてハッとして気が付くと足元に入れていたスマホ入りの袋が!!
半べそで辺りを見回すと,カヤックと一緒に倒木に引っかかっていた。防水で浮く袋でよかった。。。
安堵感と疲れがどっと押し寄せて,カヤックを河原に引き上げて座り込んだ。

問題はパドルだ。引っかかってるのは目の前だけど向こう岸で流れがかなり速く足がつかないほど深い場所。
近寄ってみたが流されてしまってパドルになかなか届かない。
3度目のトライでやや上流から入ってやっとパドルを掴んだもののパドルが抜けず,押し寄せる急流に飲み込まれて枝に絡まれ手足が擦り傷だらけに(涙)
しばらく格闘しているうちにパドルが抜けて,その先の倒木まで流されてぶつかって止まり無事河原へ上がった。
疲れと痛みで気力がなくなり,どーやって帰ろうか一瞬途方にくれたが,その場所はタクシー呼べる場所でもなかったし,その倒木の先はまた流れが緩やかに見えたので,ちょっと休んで落ち着きを取り戻して再スタート。
その時点では,もう川沿いの林道が見えたらカヤックを降りてタクシー呼ぼうと考えていた。
ここら辺りからは写真とかビデオ撮る余裕のカケラもなかった。。。

川を塞ぐ倒木の写真を地元のカヤックイントラさんのブログから拝借
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そうして意気消沈して進むうちにまた大きな岩に乗り上げて沈。
でも今度は防水袋は後ろの荷室にちゃんと入れておいたし,コックピットから抜け出して水面に出る術もわかってきたので落ち着いて対処できた。
ライフベストを着ていれば絶対に浮くから,落ちついてカヤックに掴まって流れに逆らわず、浅瀬に流れ着くまで我慢すればいいと学んだ。

沈に慣れたことで気持ちの余裕が少しでてきたようで,とりあえず時間いっぱいで行けるとこまでがんばろうと気持ちを取り戻した。
その先はもう危険箇所というほどの場所はなく,また気持ちよく漕いではいたが,流れが緩くてスピードが遅く,しかも両腕がパンパンでパドルに力が入らない。
だんだんと帰りの時間が気になりだした。。。
そこへやっと横山の橋が見えてきた。
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思えば自転車で秋葉山を登るために散々渡ったあの橋の下をまさかカヤックでくぐるなんて。
その橋をくぐれば天竜川に合流し,ゴールの船明ダム手前までは2km程度なはず。
“あと30分でゴールだ!”と再び力強く漕ぎだすが,横を流れる景色がまったく進まない。おまけに前からさざ波が押し寄せる。
なんとここで強い向かい風。。。orz
時速2~3kmだっただろう。結局ゴールまで1時間近くを向かい風の中必死で漕いだ。。。
途中で雲名橋へ引き返してタクシー呼ぼうかと思ったが,反転してみるとやはり微妙に流れはあって全く進まない。岸から上がろうにも道路ははるか高く,もう前へ進むしかない。

とにかく漕げば前へ進むと信じて漕ぎ続け,やっとゴールの橋が見えた時には涙が出そうにホッとした。
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25kmを4時間半。我ながら本当によく頑張った。
ていうか,何やってもだんだん上げてくんじゃなくて,いきなり限界を
知るためにハードル上げてしまうのが悪い癖だ(^_^;)
気持ちよくツーリングどころか,ホントにちょっとした冒険になってしまったが,いろいろあったおかげでスキルはアップしたし,危険回避の術も身をもって習得することができたので,まあ終わり良ければ総て良しってことで。
もっとも無事帰れた今だから言えることで,やっぱり初ダウンリバーを単独で,しかもこの距離ってのはちょっと無茶だったかも。

ゴール地点は船明ダム湖でカヤックのレンタルやカヤッカーたちがマイ船を保管している相津マリーナ(川orダム湖なのにマリーナ?w)
管理人や数人のカヤッカーがいるので安心してカヤックを放置してスタートまで自転車で戻れる。
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カヤッカーさん達はそこでスラロームの練習をしていたが,俺はやっぱり自転車と同じでロングライドの方が楽しいかな。
そのベテランカヤッカーたちに初川下りで単独で25kmも漕いだと言ったら呆れていた。
しかも自転車で戻ると言ったら全員無言で苦笑い(^_^;)

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しかしもう精も根も尽き果てた感じで,タクシー呼ぼうかと迷ったが(何回目だ)少し休んだら回復した感じで,自転車に跨ったら何とか行けそうなので自転車でスタート地点まで戻った。
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ここで最後の事件発生!
何と車のキーをカヤックの荷室に置き去りにしてしまった。。。orz
なんだかもう疲れ果ててたのもあって,ショックというよりは自分の間抜けさに笑えてきた。
もたもたしてると日が暮れるし,迷ってもしょうがないから再び自転車に跨ってゴール地点へ。。。
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マリーナへ戻りつつ,もう一回自転車で車に戻ると75km走ることになり,もう気力が残ってない上に,いつもの左足の麻痺と痛みでこれ以上ペダルは踏みたくない。それにカヤックを預けてあるマリーナの営業時間ないにカヤックを引き取らねば。
計算すると自転車で戻ったら間に合わないので,タクシーを自分が辿り着きそうな時間に予約して,車へはタクシーで戻り(5700円也。涙)
やっと車でマリーナへ戻ってカヤックと自転車を車に積んだのはもう夕方5時過ぎ。

結局,カヤックで25km,自転車で往復50km,6時間半の全身運動で丸1日存分に追い込めた(^_^;)
うちに帰ってからのビールがどれだけ美味かったかは言うまでもない。



初沈する少し前の動画







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# by taka-taca | 2016-07-25 20:22 | カヤック | Comments(0)
2016年 07月 19日

ペダルの代わりにパドルを漕いで行こ

昔よく川遊びに行ってた頃に欲しかったけど買えなかったカヤック。
最近またアウトドア心が蘇ったこともあり,川遊びに欲しいなと思ってた。
昔と違って安価なカヤックも種類豊富で,3万くらいのゴムボート風から,リジッドでも10万以下から選べる。
とは言え去年からバイク,スキー,そして今年はキャンプ用品に散財してるだけに簡単には手を出せない。

とりあえず日ごろから“欲しーなー欲しーなー”と唱えていたところ。。。
縁あってついに念願のカヤックを手に入れた。カヤックと言っても用途によっていろんな種類があるのだが,
ちょうど自分が思っていたスタイル。川を緩々下ったり,湖でノンビリ漕いだりするのにピッタリな1台が見つかった。

日曜日に早速浜名湖でテストライドした。
いつも自転車で周りから眺めていた浜名湖も,湖上からみる景色は新鮮で気持ちいい。
カヤックも思った通り乗りやすく快適。レジャー系カヤックを人から借りて乗ったことはあるから、何となくテキトーながらも問題なくすぐ乗れた。
腕だけが疲れるかと思ったら,船体の内壁を腿で支えて踏ん張ったり,バランスをとるために腰回りの筋力も必要で,思いのほか全身運動。
ゆっくり2時間ほど漕いでみたけど降りたらグッタリ。水遊びに慣れてないこともあるし,そもそもカヤックを車の屋根に積んだり降ろしたりするだけで疲れた。

まあとにかくなかなか楽しい遊びが見つかった。
浜名湖をウロウロするのも悪くないけど景色が変わらないからちょっと飽きる。トレーニングにはいいけど。
レジャー的にはやっぱり川下りだろうな。

しかしまさかペダルの代わりにパドルを漕ぐことになるとはな。
ペダルを漕ぐことを止めるわけではないけど。。。

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# by taka-taca | 2016-07-19 09:14 | 日常 | Comments(2)
2016年 07月 02日

浜名湖練(周らないけど)

暑くなる前に朝練。と言っても出発は7時15分。
最近設定した村櫛の11km周回を3周して59.5km Ave 28.2km/h 161W
途中で桜台の集団とすれ違ったけど、Uターンして合流しても付いていけないから挨拶だけしてマイペースキープ。

ココで周回するのは、なるべく平坦だけ走りたいのと、腰の痛みや足の麻痺が強まって走れなくなっても迎えに来てもらえる範囲に留まるため。
左足の麻痺で力が入らず、高低差わずか20m、勾配3〜4%の小坂をインナーローで登る始末。
それに最近はクリートキャッチが時々おぼつかない程に左足に力が入らない。
もう涙も枯れ果てたので最近は何も考えないようにして淡々と走る。毎回毎回同じ道でも意外と飽きない。
自転車楽しいとかキツいとか、もう何も頭にない。浜名湖の景色が唯一の救いか。
ホントは山へ走りに行きたいんだけどな。。。

ま、とにかく前に進めるだけでも良しとしよう。
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# by taka-taca | 2016-07-02 10:59 | 自転車~練習とか~ | Trackback | Comments(0)
2016年 06月 26日

2輪は楽し

梅雨の貴重な晴れ間、自転車にも乗りたいけど現状ではロングライドは無理。
でも涼しい長野の山へ行きたくて、しばらく週末仕事や雨で乗れなかったバイク(油動アシスト付き)で駒ヶ根へ。

信州蕎麦とカツ丼食いたかったからいつもの店へ。
近隣には有名なカツ丼屋はたくさんあるけど、蕎麦もカツ丼もそこそこ美味く、何よりも丘の上に立ち眺めが素晴らしいこの店がお気に入り。

ちょうど1年前に復活したオートバイ。
乗っても乗っても昔の楽しさは思い出せず、頭の中は”自転車の方が気持ちいい。自転車でココまでよく来た”とか、自転車の事ばかり考えていた。
でも今日は、あまり自転車の事考えずにバイクに乗る事を楽しんでいた。

だから何だと言う結論が今頭の中で整理はできない。。。
とりあえずビール飲も
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# by taka-taca | 2016-06-26 17:19 | オートバイ | Trackback | Comments(0)
2016年 06月 25日

なんだかんだ言いながら自転車

超久々にビアンキで浜名湖
天気と体調と気分次第でいつでも帰れるように、お決まりの村櫛グルグル

ちょっと前に決心した。
もう元通りに走れることを願わない。
治ると信じない。
治そうと頑張らない。

それでも止めることはやっぱりできなかった自転車。
やっと少し開き直れたのか、この体なりにどこまで走れるのかやってみようかと。

相変わらずカクンカクンと勝手に動き力の入らない足。
気持ちを切り替えて、”膝下は俺の足じゃない。ただの棒ッ切れ”と思って腿でペダリングすることに集中。

平地は軽いギヤを回して何とか進むが、特に左足は踏む力が全くなく、緩い坂も全く登れない。。。
そして1時間もすると腰の痛みと足の痺れで冷や汗が。
この蒸し暑さで今や何の汗だか分からないが。。。

30km以降は気力だけで、何とか60km走った。
秋葉山も、香嵐渓も、御前崎も、伊良湖岬も今や遠い遠い夢の地になってしまった。
でもいつかまた、自転車で、御前崎の海鮮丼や、香嵐渓の五平餅を食いに行きたい。
秋葉山は。。。どっちでもいいや (^_^;)
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# by taka-taca | 2016-06-25 14:36 | 自転車~練習とか~ | Trackback | Comments(0)