生まれて今まで,“台風が東海地方直撃!”と言われても,結局愛知県や伊豆方面に逃げて,浜松を直撃したことは記憶では一度もない。
それが今日,ついにドンピシャに直撃。“台風の目”にも遭遇。
昼頃から強まった雨風は凶暴化し,午後に仕事場には戻れなかった。(というか停電もあって仕事にはならなかった)
浜松の最高風速が36.8m/sと発表されていたけど,吹きっさらしのこの三方原台地は40mを裕に超えていただろう。
特に身の危険を感じることはないけど,家は地震のように揺れるし,雨戸がない窓からは浸水するし,窓から外を見ると何だかいろんなものが飛び舞ってるし,尋常ではない風景にやはり心拍は上がる。
台地なだけに水害の心配もないし,外に出なければ何も心配することはないけど,“窓が割れたら面倒くさいな”と,それだけが不安だった。
結局窓が割れることはなかったが,雨風が落ち着いた夕方,外を見回ると。。。
幹が20cmほどの木が折れていた。
道路に飛び出してたので片付ける。
犬小屋がある物置き場の屋根も吹き飛んで,犬がビックリして逃げ出した(つないであったのに。。。)けど,玄関から呼んだらすぐに帰って来た。
相当ビビってた様子。
垣根も破壊されたけど,まあこれは想定内。
庭に転がってた見慣れない物体。
形からして,向かいのクリーニング屋の屋根の破片が飛んで来たらしい。
やっぱりこんな時は外をうろうろしてはいけないと思った。
ってか,これがうちの窓を直撃しなくて良かった。。。
あとは天井から1カ所雨漏りしたのと,東向きの雨戸がない窓から2カ所浸水して床に水たまりができたくらい。
まあ過ぎ去ってみれば笑って済むていどの被害。
でも4時間ものあいだ,窓から外を眺めて,“何事もないように”とただ祈るだけで何もできない自分。
改めて,自然災害に対する人間の小ささを実感。
この程度でこれだから,津波を目の前にした人たちのことを想像すると胸が痛むばかり。
夕方まで停電してて,仕事はおろかシャワーも浴びれない状態だったけど,スポクラに電話したら営業してるとのことで,とりあえずシャワーを浴びにスポクラに避難(!?)
トレッドミルで走りながらテレビを見たら,浜松に避難勧告が出まくってたらしい!?
だからアチコチから心配のメールやら電話が来てたのか。
避難勧告が出てたのは浜松の街中,いわゆる下町で,うちは台地の上なので水害の心配はゼロ。
ただ逆に吹きっさらしの風の被害は心配だった。
ご心配いただいた皆様,そんなわけで,うちは全くもって無事です。