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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2012年 06月 20日

ペダリングの左右差

昨日は夕方から台風でジョグもできず,普通ならローラーでも回したいところだが,
ローラーは坐骨神経の引き攣りでガタガタしてまともに漕げない。
でも客観的に現状を把握しようと,またビデオを撮ってみた。
前回は右ひざの開き具合が気になってたので後ろから撮ったが,
その膝が開く原因だったと思われる縫工筋(内腿にある)にも鍼を打ってもらうようになって数か月,
最近その筋肉の状態がいいのか,膝の開きはかなり収まってきた。

しかし,坐骨神経を通しての裏ももからフクラハギの引き攣りは相変わらず。
それを左右で見比べてみた。

まずはまったく問題ない左脚側から
ケイデンス60くらいから始めて90くらいまで上げている。


完全に脱力して軽くペダリングしてるから脚の筋肉の動きもほとんどなく,かかとの位置も一定している。
よく見てみると,向こう側の右脚は,フクラハギの筋肉に力が入り,かかとが高く跳ね上がっているのがわかると思う。

そしてそれを悪いほうの右側から見てみると。


腿の筋肉はパンツに隠れて見えないが(裸で漕げば良かった?w),膝から下の筋肉がリラックスしている左脚と違って浮き出てるのがハッキリと見える。
これは自分で力を入れているのではなく,自分の意思とまったく関係なく筋肉が勝手に収縮して,ビクンビクンと引き攣り,それを抑えようと力を抜こうとしても勝手に動いてしまう。

こうして膝が上にくる度に裏腿とフクラハギが引き攣って,膝が時に肘に当たるほど跳ね上がり,踵も常に高く,つま先立ち状態になっているのがわかると思う。
ケイデンスが60以下なら我慢できるが,90くらいまで上げると引き攣りに神経が耐えられない。

元々の自分のペダリングはあくまでも左足のように,踵はあまり上げないし,引き足は意識しない。
なのに右足は勝手に引きあがり,踵も高く上がって,しかもその度に一瞬動きが止まる。
それを左足で無理やり踏み込んでペダリングしているのだ。
映像ではわからないと思うが,1回転ごとに一瞬ペダルが止まり,自転車がカクンカクンと揺れたり,ひどい時はハブからカン!っと音がするくらいに完全に止まったりする。

そうしているうちに,引き攣りを抑えようと右腰が痛み出し,右腰をかばおうと今度は左腰が痛み出し,最後は下半身がどうにも動かなくなる。

ビデオ見ても,口で説明してもなかなかわかってもらえないと思うが,常に右脚の引き攣りに集中して抑えようと努力しつつ,左脚で一生懸命踏んでいないと走れない。
本当に,身も心も疲れ果てる。。。

でも“京の姐さんw”や鍼師さんのおかげで,日常生活での腰痛はかなり治まっているし,引き攣りも去年よりはだいぶマシになって,今なんとか軽くサイクリング程度には走れて気持ちは前向きになっているし(時々バックするがw),
引き攣る右脚も1時間に数回転はスムーズに回ることがあるようになっている。
なんとかその数回転を少しずつ増やしていければいいのだが。
ただ,調子に乗ってペースを上げたり距離が延びて疲れが出ると引き攣りも痛みもひどくなるので,
気持ち良く走れてるうちに止めないといけないのがもどかしいし難しい(苦笑)

今思い出しても,おととしの沖縄210や去年の富士チャレ200とか,それなりに完走はしたものの,あの痛みや引き攣りに耐えるのは辛かった。。。
そんな無茶を繰り返して最後には去年の沖縄のようになったわけだし,今度はホントに我慢してじっくり治さないといけない。

慢性痛は,急性痛(ぎっくり腰とか打撲とか)と違い,痛みの保持期間が長ければ長いほど治癒にもそれだけ時間が掛かるらしい。
坐骨神経の痛みと引き攣りは2年半,腰痛は30年モノなんですけど。。。汗

by taka-taca | 2012-06-20 15:52 | 自転車~練習とか~


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