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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2013年 01月 15日

湖西連峰トレイルラン2013

5年前から豊橋のトレラン愛好会(ランクラブ?)の主催で行われている湖西連峰トレラン走行会。
存在は知っていたが,今回初めての参加。
桜台のKさんが出るというので,ならば,と一緒に参加することにした。

募集は50人前後なはずだが,去年も80人くらい,今年は128人もの参加者が集まったよう。
主催者のグループの人柄が良く,断れずに膨れ上がったんだろう(笑)
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近年のトレランブームなのか,みんなウエアもバッチリ決まって速そうな人ばかり。
聞こえてくる会話も“どこどこのレースでは。。。”と,日頃からトレランの市民レースに参加している人が多いようだ。
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普段1人で走っていると,山装備のハイカーしか見ないから,トレランのカッコした人がこれだけ集まると楽しいしテンションが上がる♪
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しかし今回はレースではなく,あくまでも“みんなで楽しく走りましょう!”的な走行会。
トップの数人は完全本気モードで競っているようだが,大半の人は“楽しんで走りましょう”的な気楽なイベント。
もうマラソンやトレランのレースには出ないつもりでいたけど,レースじゃないから気軽に参加することに。

そんな感じで,前日もプチトライアスロン練をやって疲れを残しつつ,“まあこれもトレーニングだと思ってマイペースで行こう”とリラックス。
スタートも120人いるわりには緩~い感じで,カウントダウンとピストルがずれたりして笑いながらいつの間にか歩き出した。
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しばらくは国道沿いの歩道を走るが,信号で半分くらいに分裂し,自分とKさんも後ろに残された。
前の集団は見えないほど離れたけど,“まあ先は長いし,山へ入ったらむしろコレくらいの方が渋滞しなくていいだろう”て感じ。

そしていよいよトレイル(ハイキングコース)に入ると,完全にシングルトラックなのですぐに渋滞。
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でもお互いに譲り合いつつ,すぐに自然に脚レベル通りに並び始め,繋がってはいるがストレスなく進んで行ける。
で,30分もすると完全にバラけて,脚が合う数人ごとのグルッペットで走り(登りは歩き)始めた。
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基本的に山の中の木々の間を縫っていくが,尾根伝いの所々では眼下に浜名湖が見渡せたりする。
(ちょっと薄曇りで写真ではハッキリ見えないが)
晴れて気温は10℃前後と,暑くなく寒すぎず絶好のトレラン日和。
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元々寒さに弱くて冬は自転車乗りたくないけど,トレランなら冬でも楽しくトレーニングできる(夏は逆に暑すぎて無理)
特に今の体では自転車ではまったく練習できないから,トレランで少しでも脚力をキープできるのが嬉しい。
そして,スキーもそうだけど,やっぱり山が好きなんだな。
山で遊んでると日頃のストレスや自転車での苦しみを忘れられる。(地上に戻ればまた思い出すけど。。。涙)
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尾根のこんな緩い下りを駆け下りるときなんて最高に楽しくて,子供に戻ったようにはしゃいで(あくまでも心の中でw)飛び跳ねて走る。
山ガールたちの“キャーキャー!”とはしゃぐ声が聞こえるのも楽しさを増してくれる(笑)
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このコースは林間もこんな感じで走りやすいところが多くてトレイル“ランニング”を楽しめる。
いつもの富幕山は急登が多くて歩く方が多いが,走れるアップダウンの方がやっぱ楽しい。
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第1休憩ポイントではカレーが振る舞われる。
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山の中で食うカレーはホント美味いな。
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カレーだけでなくミカンやらお菓子やらホントにいろいろと用意してくれてあった。
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しかもビールも!?
まあビールも飲めるらしいことは知ってはいたがw,でもあの寒さで飲む気にはなれない。
もしドイツのようにグリューワイン(ホット赤ワイン)があれば飲んで一息ついて(もしくはそこでリタイヤw)しただろうけど。
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あまり休んでると汗が冷えて寒いので,Kさんを待つのを諦めて再スタート。
しかしカレーを食ったこの直後は腹が重くて平坦な林道も走れずしばらく歩いた(苦笑)
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ここで一緒に再スタートした4~5人は走って消え去ってしまい,1人とぼとぼと歩いていたら,意外に長い林道に“まさか痛恨のミスコース!?”
と不安になり,そこへ1人が追いついてきたが,彼もやはり不安だったようで“道合ってますよね?”と2人で道さがし。。。
でもしばらく進むとやっと細いハイキングコースへの入り口を発見してひと安心。
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こんなガレ場を登ったり,また尾根伝いを軽快に走ったりしつつ,富士見岩へ到着。
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ここまで来ればゴールまでの道は分かってるし気が楽になる。
しかし,抑えてきたとはいえ楽ではなく,そろそろ脚に来るころ。
集中力も少し切れてきて,この後のガレた急な下りで一瞬コケそうになって両手を付いて冷っとする場面も(汗)

そして第2休憩ポイントではお汁粉が♪
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こんな山の中でここまで用意してくれるボランティアの方々に感謝 m(_ _)m
結局自分で持っていた補給食はまったく手付けず。ボトルもほとんど必要なかった。
リュックも,ボトル用のウエストバッグも結構重かったから無駄なことしたな(苦笑)

実際トップ数人のマジで走ってた人たちは手ぶらで超薄着。
中に半袖なんて人もいたけど見るだけでコッチが寒くなったw

前半ずっと前方にかすかに見え隠れしていた数人とここで合流し,彼らに付いて再スタート。
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3人組の仲間(トレランベテラン)+自分を含む5~6人は,脚が合っていたようで時折彼らの中で先頭交代しつつ(自分はツキイチw)グルッペットのまま登ったり走ったりしながら一緒進んだ。
やはり単独で走るよりは気持ち的にも楽で,風圧とかは関係ないものの“自転車集団みたいだなw”と感じた。

おかげでそこからゴールまでは疲労が出てきても気持ちが切れずに最後まで楽しく走れた。
最後の分岐地点CP,廃寺跡。もうゴールはすぐそこ♪
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分岐して林道に入るとまずは登り;汗
でもこんな標識を見るとつい熱くなるのは自転車乗りの魂?w
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最後の2kmは緩い下りの林道で気持ち良く走ってゴール!
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レースではないし,余裕を持って走ったからタイムも予定通りの3時間半。
それでも20人以内でゴールしたらしく,ゴール地点はほとんどスタッフw

ゴール後に一緒にゴールした3人と談笑し,一緒にカレーを食った。
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3時間半山道を走った体にカレーライスはグッと染みて,一気に身も心も回復した(笑)
でも考えたら普段一人でトレランしてるのと同じような距離と強度なのに食いすぎな気も。。。汗

こうして無事,怪我もなく,懸念していた腰痛を悪化させることもなく,ホントに楽しく走れた。
レースとして真剣に走るのはイヤだけど,こんな気楽な感じならまたトレランイベントに参加してもいいな。
あ,新城とか,ましてハセツネ系の過酷なのはやらないよ。
でも何故かマラソンやってみてもいいかと思ったり思わなかったり。。。

しかし,ランもトレランも,自転車のような腰痛や引き攣りはないとはいえ,腰や,特に坐骨神経痛には決して良くはないことは百も承知。
ホントは走るのは止めてスイムだけにして2~3か月自転車もランも止めた方が。。。汗

まあでも汗をかかずにビール飲んでも美味くないし,ランも軽いジョグ程度,トレランもトレッキング程度で続けたい。
もちろんスキーもこぶ斜面に突っ込むようなことは決してしないように(笑)

とにかく楽しいトレイル散歩ができた1日だった。
主催者&ボランティアのみなさん,ありがとうございました!

by taka-taca | 2013-01-15 08:44 | ラン&トレラン


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