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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2006年 12月 20日

志摩の旅その2

志摩の旅2日目の朝,まずは8時に遅い朝食.
昼に備えて軽めに,と思いきや和洋バイキング.それでも惣菜類は山盛りで一回,ご飯,味噌汁は2杯と決めて腹8部目でストップ.

天気予報では雨で気温も10度以下と寒そうだったので最初っから観光する気もなく,しかし昼まで時間があるので和具漁港の朝市へ足を運んだ(やはり食い物か...)
観光バスのルートにもなっているというのでかなり期待して,お土産に伊勢海老でも買い込む意気込みで,観光バスが押し寄せる前にと10時ごろ朝市に到着.
しかし,市場はあるものの,朝市はどこ?って感じで辺りを見回すとそこに言われてみれば確かに朝市のようなものが...
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っておいおい!これだけかよ!?
鮮魚は一軒,それもしょぼいし,あとは干物や真珠が一店ずつ,他はサンドイッチだのコーヒーだの,ありきたりな瓶詰めの佃煮やらなんやら...
モニカと二人ただただ呆然と立ち尽くし,一応一回りして車に乗り込んだ.
ここから食事処までは30分程度,さてどーする!?

ということで,暇つぶしに大王崎の灯台へ行くことにした.
ひなびた漁港から灯台までの坂道をぶらぶら散歩して高台へ.
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心配した雨は上がっていたが曇り空で景色も大したことはないが,なかなか絵になる漁村だった.
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灯台へ登るには150円と有料だったから,というわけではないが,別に興味もないので登らなかったが,観光客はそこそこいたみたい.
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ふもとの漁村から灯台への道沿いには干物や真珠,お土産屋とかが並ぶが,町としてはすっかり寂れてる様子.
ちょうど切らしていた海苔を買おうと思ったが,特別新鮮そうでもないし,どの店でも同じのしか売ってないしと考えていたら,くんまの里の五平餅売りのおばあちゃんのような人の良さそうなおばあちゃんに声を掛けられ,まあスーパーで買うよりいいだろうと海苔を買った.

しかし道端にならんだ干物はうまそうで,フグもさっきの朝市では1500円だったのに,ここでは同じくらいの量で1000円だったし,しつこい商売っけとかが感じられず好感が持てたのでフグとカワハギを購入.
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昼食に選んだのは,“川うめ”といううなぎ料理店.
浜松から行ってわざわざウナギを食うこともないとは思ったけど,冬場は的矢牡蠣のコースもあり,牡蠣があまり好きでないモニカもウナギを楽しめると言うことでここを選んだのだ.
何しろ去年は10周年という大義名分があったにも関わらず,それを忘れてTipへ行き,11時頃帰ってビールと枝豆で一人乾杯して終った分,今年は贅沢にいこうと,二日目の昼はノロウィルスもなんのその,牡蠣のフルコースだ!

元旅館だったらしいその建物は古く,ちょっと不安もよぎったが,それよりも靴を脱ぐことが面倒だった.
通された部屋はいかにも旅館,というか古い民宿のような部屋.
前夜に続いて誰も見えずに退屈な場所に閉じ込められた.しかも掘りごたつ式ではなく普通の畳部屋で脚が窮屈だ...
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仲居さんが注文の確認に来たので,“単品で追加したいんだけど”と言うと,“牡蠣もウナギもフルコースでしょ?食べきれないですよ”と一蹴.
それでも追加したかったから,ビールと最初の皿を持ってきたときにさらに“あのー,追加注文したいんだけど”と言うとまたも
“コースの内容はご存知ですか?十分だと思いますよ”とまたも却下.
っていうか,客が食いたいって言ってんだから食わせてくれよ!って感じだ...

さらにその後もう一度注文しようとしたら,
“全部出てから最後に注文したらどうですか?”
と言われたが,しらけてどうでもよくなったのでコースだけにしておいた.

さて,そのコースはというと,
牡蠣のフルコースは生牡蠣,焼牡蠣,佃煮,牡蠣フライ,酢の物,etc...と
20個以上の牡蠣をいろんな味付けで食べれて大満足.
シメは牡蠣飯でこれもうまかった.
最近流行りのノロウィルスのせいか,“生で食べられますか?それとも全部焼きましょうか?”と聞かれたが,ノロウィルスにやられるような腹ではないだろうし,ここまで来て的矢牡蠣を生で食わずに帰れるかと思い生もしっかり食った.
もちろん何ともなかったよ.
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モニカのウナギコースも,普段浜松で食う料理とは違う工夫された料理がたくさんあって,どれもうまかった(もちろん俺が半分食った)
普通の蒲焼も関西風で好みだったし,とにかくウナギだけでいろんな味が楽しめたのでこれも満足.
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ただし,やはりここも元旅館とあって,料理の出し方はまさに旅館そのもの.
こっちがどんなペースで食おうがお構いなしでどんどん運んできてテーブルはすぐにいっぱいに.
冷たい料理も暖かい料理もあるのにこれはどうにも解せない.
とりあえずご飯や汁物の蓋は伏せたまま,まずは揚げ物とか焼き物から食べ,それから酢の物とか生とかを食べた.
結局ここでもただがつがつと食うはめになり,1時間弱で終了...
まあ足もしびれたし,長いしたいような雰囲気ではなかったので,食後まったりすることもなく退散.

食事には満足したけど,何かが欠けていた.それはデザート.
一応みかんが付いてたが,そんなのはうちでいつでも食えるし,大体ウナギにはなんでメロンとかみかんとか(しかも乾いてうまくもなんともない)が付いてるんだろう?
羊羹とかまんじゅうとかにしてくれよ,と言いたい.
とりあえず,やっぱりもう2,3品食いたかったな...

というわけで,帰り道でもある伊勢のおはらい町でおみやげ(自分達の煎餅とか甘いモノ)買ったり散歩しながらおやつの時間.
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おはらい町に来ると必ず立ち寄るお茶屋さん.
前回栗づくしだったのが,今回は栗はなく,代わりに芋系や柿餡なんてのもあった.
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正直,栗系にはかなわないが,これらもうまかった.
お土産(もちろん自分たちに)にも買い,帰りに立ち寄る弟一家には甥っ子の大好物な赤福を買って滅茶苦茶な人込みで疲れるのでさっさと伊勢を後にした.

名古屋近郊に住む弟のうちに立ち寄り浜松へ無事帰還.
昼にたくさん食って晩飯は野菜だけでいいと思っていたが,昼に単品の注文をしそびれたおかげで腹が減ってきた.(とはいえ,十分人並み以上には食ったはずだけど)
というわけで,せっかく買い込んだ干物をさっそく食うことにした.
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フグもカワハギもうまかった!

そして,キャベツを買うために帰りに立ち寄ったスーパーでよせばいいのに思わずカゴに入れてしまった昆布シメサバ寿司.
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何も運動しなかったのに,朝はバイキング,昼は牡蠣フルコース,そして夜もしっかり食ってしまった...
月曜日の朝,以外にも体重は72.5kgとほぼ現状維持だったが,体脂肪率がついに11%台に(泣)
朝は数値が高めに出るから実際にはまだギリギリ10%だと思うことにしておこう(苦笑)

今回はホントにただ食いに行っただけになってしまったけど,下見には十分だった.
次回は暖かい時期に自転車持ってのんびり走って飲んで食って楽しみたいな.

by taka-taca | 2006-12-20 22:55


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