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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2008年 09月 20日

仮想沖縄練ノンストップ163.2km,累積登板1880m

今日(日曜日)は脚が動けば秋葉山サイクリングへ行くつもりで6時半に起きると,願い通り(?)の雨模様.
さすがに昨日の今日では脚がパンパンで,雨の中登る気力なんてもちろんないから休養日
のんびり朝飯食おうと思ったが,ガチガチに固まった脚の筋肉をほぐすためにもローラーで軽くまわすことに.
3本ローラーで30分のつもりが,回し始めると思いのほか軽快で気持ちよく1時間回した.

その頃には雨はやみ,晴れ間もさしたが,今更走りに行く気もなくなり,またすぐ雨が降りそうな気配もあるからのんびり朝飯食って,朝10時からビール飲みながら昨夜のブエルタ観戦.
こんな休日も悪くない.

さて,ここまで脚を使いきった昨日の練習.
夏の間まったく長距離練をしてなかったし,そろそろ沖縄へ向けて平坦基調で160kmノンストップ練を計画.
風向き次第で御前崎か伊良湖岬往復のつもりだったが,海沿いは強風が吹き荒れそうだし,土曜日の国道はトラックが多すぎて気持ち良く走れない.
というわけで,去年の沖縄前から考えてたけど結局一度も実行しなかった阿多古ー熊の周回路をノンストップで3周することにした.
去年は沖縄130kmだったから,40kmの周回路を2周するとうちから阿多古の往復40kmを含めて120kmで,横山から熊への登りが10km,4%と普久川ダムの登りに似ていて,それを2回登ればぴったり.
しかし今年は200kmにエントリーしてるからレース時間6時間を想定して,ここを3周して160kmを5時間半ノンストップで走った.
仮想沖縄練ノンストップ163.2km,累積登板1880m_b0047100_12123715.jpg

コースの内容は,うちから阿多古までが20kmの下り基調の平坦.
阿多古から船明ダム,ボート競技場,横山,熊を経て阿多古に戻る周回路は40km.
その周回路の内訳は,阿多古から横山までは平坦基調ながら小刻みなアップダウン(累積100m)やテクニカルなコーナーが続く狭い道の11.9kmで,わずかに登り基調ながら平均時速は30kmをキープ.
横山から熊の登りは10kmで標高差405m.
熊の暗いトンネルからは阿多古まで緩い下りの19.8km,平均勾配ー2.1%
この周回路は左折しかないから一度も止まらず走り続けられるのがポイント(今回は水分補給で2度足をついたが)

今回の練習の目標は,160kmをノンストップで平均時速30km.
平均時速アップのためにウォーミングアップ区間から自分としては速めのAve30km,
阿多古小からトンネルくぐって船明ダムへ抜け,意外と脚にくるアップダウンを越えてボート乗り場の横を通り横山ー熊ヒルクライム1本目は28分ジャスト.
日向は猛暑で日陰は完全ウェット路面だが,蒸発する水蒸気がかえって蒸し暑い.
ノースリーブジャージで正解だった.ちなみに気合を入れるためにイタリアジャージ勝手に袖カット版.

いつもは五平餅やソフトクリーム食って一息つく道の駅くんまを横目に通り過ぎ下り区間.
補給食はチョコチップパン2個,ララバー1本,ソイジョイ2本をポケットに入れて走りながら食った.

下りと言っても勾配は緩く,20kmをひたすら踏み続けないといけない.
おまけに予報どおりの強い南東の風は完全に向かい風でスピードに乗り切れない.
41.7km周回1周目は平均時速31.4kmで1時間19分と予想通り.
ここまで約60kmの平均時速は30.6km

脚はすでに重く,“あと2回も登れないよ...”と弱気になりかけたが,こんなとこで切れてたら沖縄200kmは最初の登りで終わってしまうと気合を入れ直しとにかく進む.
2回目の熊への登りはきつかったがまだ心拍は170以上まで上がり脚も何とか回る.
タイムも意外と悪くなく29分20秒と1本目より1分20秒遅れにとどまった.
思いのほか暑くボトルが2本空になり熊で水分補給.
しかし,ノンストップにこだわり右足はペダルから外さず自販機でスポーツドリンクと水を買ってボトルに入れた.これでタイムロスは信号待ち程度.
どうせ止まる事には変わりないんだからちゃんと自転車降りて補給してもいいんだけど...まあ気持ちの問題ってことで(笑)
途中モニカから携帯で“こっち土砂降りだけど大丈夫?”と知らされたが,熊周辺は晴れて暑く,むしろ雨が降らないかなと思ったほど.
結局帰る頃には浜松も晴れていて,俺の走るとこ常に晴れていて晴れ男の本領発揮(笑)

2回目の下りは風が強まり精神的には登りよりもキツい感じ.
周回2周目は1時間23分で,ここまで102kmで平均時速30.4km

心身ともにかなりきつくなってきたが,ここまできたら完走だけはしておきたい.
気を紛らわそうと水を多めに飲んでツリそうな脚をかばいながら淡々と踏み続ける.
熊への登り3本目は32分16秒とこれもおもったよりは悪くなく,何とか登りきって一安心.後はゴールまでほぼ下り基調だ.
ここで2度目の水分補給.もちろん右足はペダルから外さない(笑)

下りでパスと乗用車を追い越しながら最後の激走するも向かい風はさらに強まり苦しく,3周目は1時間27分とさすがにペースダウン.
ここまで144kmの平均時速はジャスト30km/h
阿多古から浜北までは平坦だが向かい風,さらに浜北森林公園の2km弱で4〜5%の登りがきつく,平均時速はほぼ諦め.
でもとにかく160kmを踏み切りたいし,最後のバイパスの平坦でもがけばまだ平均30km/hの可能性はなくなったわけではない.

その浜北森林公園の短くもきつい登りを越えると平均時速は29.6km/h
そこから都田までのつなぎで踏ん張って29.8km/h
そして最後2kmほどのバイパス一直線平坦路はかなり強い向かい風...
無風なら40km/h超キープは余裕だが,吹きっさらしの向かい風はきつい.
それでもめげずに36〜7km/hをキープするもこんな時に限って赤信号に5度もひっかかり,その都度減速&ゼロ発進で平均時速はまったく上げれず...
結局163.2kmを走りきり平均時速は惜しくも29.8km/hにとどまった.
しかし,肝心な下りと最後のバイパスが強い向かい風だったことを思えば上出来だ.
無風なら余裕で30km/hオーバーできただろうし,そういえばホイールも練習用の鉄下駄キシリウムエキップだったからこれをSLにするだけでも0.2km/hくらい上げれただろう.
それに考えたら累積で1880m登ってこの平均時速は自分としては記録的だし,5時間半まったくやすまず走り続けたのは自信になった.
次こそは30km/hを目指したい.

とにかくここまで練習で疲れ果てたのは去年やおととしの夏に山岳220〜230kmツーリングをしたとき以来か,むしろそれよりキツかった.
うちに帰り自転車を片付けてちょっと座ったらハンガーノックと酸欠に襲われ(?)立てなくなってたとこへモニカが犬の散歩から帰ってきたので水と梨を持ってきてもらい何とか立ち上がる気力を取り戻してようやく2階のシャワーへ辿り着いた.
仮想沖縄練ノンストップ163.2km,累積登板1880m_b0047100_21491318.jpg


夕方豊川へ行く予定が変わって浜松東方面へ出たついでにいつものカレー屋によって晩飯.
さすがにリミッター解除して,肉料理2皿,カレー3種,ナン3枚(俺がほとんど2枚)を食って,生ビール4杯で栄養補給.
仮想沖縄練ノンストップ163.2km,累積登板1880m_b0047100_21494163.jpg仮想沖縄練ノンストップ163.2km,累積登板1880m_b0047100_214956100.jpg











来週もこんな練習ができるかというと疑問だが,こういう練習をしないと強くなれないだろうし,これだけ走れば思う存分食えると思えばがんばれるかな(笑)

とりあえず,今晩は某S社チームに誘われ乗鞍の打ち上げ(今更?笑)
ビール&泡盛の飲みすぎに注意!

by taka-taca | 2008-09-20 21:50 | 自転車~練習とか~


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