Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2013年 11月 26日

怪我の詳細

CTスキャンのデータを3D化した画像
見ての通り鎖骨がポッキリ折れている。
この画像では見えないが,肋骨も3本ポッキリ。。。
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落車時,ペダルに立ちあがった姿勢からそのまま肩から地面に叩きつけられ鎖骨骨折。
さらにハンドルが脇腹に入ったらしく肋骨が3本折れて2本にヒビ。
しかも,気胸という,肺に傷が付いて少し空気が漏れて肺の外に溜まるというおまけ付き。
そして,骨折よりもコレが大事だったらしく名護で入院させられた上に飛行機厳禁(気圧で肺が危険なことに。。。汗)ということで,
なんと沖縄から鹿児島までフェリーに乗って帰宅する羽目に。。。(苦笑)

気胸が治まるまで手術ができないということで,名護で4日間入院し,浜松に帰って落車から8日後に鎖骨の手術となった。
コッチに帰って初めての検査に行って,まさかその夜に手術することになるとは思わず,心の準備も入院の準備もしてなかったが,
医師は完全にやる気満々だったから,“まあどうせやるんだし,サッサとやってしまおうか”と決断(せざるを得ない状況だったw)

通常2週間経過くらいから骨がくっ付き始め,それ以降の手術は大変だということで急いでやることになったが,
俺の鎖骨は1週間後にしてすでにくっ付き始めていて,医師も驚いていた。

さて,その鎖骨の手術は,
チタンプレートを入れるのかと思いきや,医師の勧めでキルシュナー鋼線という,ステンレスの3mmほどの太さのワイヤー(スポークみたいなw棒)を鎖骨の中を通して折れた2本を繋ぎ止める方法に。
それは,手術後また自転車に乗ってコケた場合,プレートよりもワイヤーの方が対処しやすいからということだった。
もうコケる気なんてサラサラないけどな(苦笑)

そして,全身麻酔を覚悟していたところ医師が,“局所麻酔の方が術後が楽だからその方がいいですよ。ただし痛いし,耳元だから音が聞こえて気分悪くなるかも”
と言った。
その痛みを想像するに全身麻酔を選びたい気持ちもあったけど,何となく手術の様子がわかったら面白そうだなと思ってしまい局所麻酔を選択。

手術室に入り,手術台の上で頭からシートを被せられたが,暑苦しいし,計器(心拍とか見れるw)やX線モニター(なんとライブ映像!)が見たかったので半分開けてもらった。
そして麻酔を打ち始めるが,腕は痺れて動かなくなるものの,鎖骨周りは麻酔が効きづらいらしく感覚が残ったまま手術スタート(怖)

最初にメスがスーっと入ってくる感触にメゲそうになったけど(汗)コレは痛くなかった。
しかし,その後,骨をノコギリらしきモノで削ったり,ドリルで掘ったりする音は,まるで建築現場のよう(苦笑)
そして時折激しい痛みががが!!!(涙)
最初に3本ほど麻酔を打ったが,手術中にも痛みが耐えがたくなると2本ほど追加された。
その頃には“もーどーにでもしてくれ”って諦めの胸中。
救いはモニターとかを見て気を紛らわせられること(笑)
心拍は80~85で推移していたが,痛みが走ると95まで上がった。
でも自転車で追い込めば180を超えてMAX200なんだから,まだまだ耐える余地は余裕であったのか!?(笑)
しかし痛みに時折声が漏れ,歪む顔に看護婦は心配そうで,“先生,かなり痛そうですが”と伝えるが,
医師は“ああ,コレは痛いねぇゴメンねぇ,と手は緩めず,なんだか楽しそうに手術(工事?w)を進める。

何とか無事手術が終わる頃には汗だくだったが,すごくスッキリした感じで,“あー,面白かった”って言ったら看護婦が,
“こんなこと言う患者さん初めてです。。。”と苦笑い。

手術後の鎖骨
まさにスポークって感じだな。手術前には医師に“チタンですか?”って聞いたりしたけどw,まさにステンレススポークな感じもまた良し(笑)
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手術の痛みは覚悟していたし,一応麻酔かけてたから死ぬほど痛いわけではなかった。
ていうか痛みの度合いがすでに麻痺してるのかも。
とにかく局所麻酔のおかげで手術後すぐに普通に飲み食いもできたし,普通に寝れた。

そして翌朝,緊急ベッドから病室へ移動するのかと思ったら看護婦が,
“高橋さ~ん,退院ですよ~”って。。。
手術後3日は入院だと聞いてたのに!?
大体手術も夜突然やられたし,おまけに朝起きたら退院って。。。
どーやら病室がいっぱいだという病院の都合もあったらしいが,俺が元気そうなので追い出されたのか?(笑)

こんなドタバタのせいで,退院してから入院手続きをするというおかしな状況になったがw無事退院。
そしてちょうど昼だったから帰宅がてら鰻食って栄養補給。
そこでさっそく生ビールを飲んだことはここだけの話である。。。(笑)

とりあえず鎖骨の手術後の経過は良好。
肋骨は自然治癒ということで安静,とは言われても呼吸するだけで痛いし,ましてクシャミでもしようものなら即死(汗)
気胸も治まってきてるから,このまま自然に消滅するのを待つだけ。

実は3本折れた肋骨の1本がずれてやや尖っていて,コレが下手したら肺を突き刺したり,気胸も出血性気胸となってたら生死にも関わる問題だったらしい。
改めて,“この程度”の怪我で済んで良かった。

とにかく落車から入院,手術まで目まぐるしく色んな出来事があって,痛がってる暇もないほどだった。
おかげでちょっとしたバカンスを味わえたんだけど(笑),その話はまた次回。
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by taka-taca | 2013-11-26 21:30 | レースレポート | Trackback | Comments(3)
2013年 11月 24日

ツールド沖縄 市民210km

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結果もクソもない。
東村の有銘湾沿い,スタートから175km地点辺りで落車リタイヤ。。。
しかもあり得ない単独落車。
そして鎖骨は突き出してたから,すぐに折れたとわかったし,肋骨も結果3本折れ,2本にヒビ。
もちろんそこで救護車に乗せられ病院まで搬送された。

高江辺りから20名ほどのグルッペットで走行していたが,ローテどころか各自勝手に登りで急に上げたり平地で休んだりしてペースが落ちる一方。
それにイライラして,後ろ何人くらいいるんだろう?って思って隊列から外れて立ち上がって後ろを振り返った瞬間に地面に叩き付けられていた。

何が起きたか全くわからない。
単独でコケるなんてやったことないし,考えたこともない。立ちゴケなら何度かあるけどw
平坦でマッタリだったから35~6km/hくらいだったと思うけど,どうやって転けたのかまったくわからない。
暑さと疲労で集中力を欠いていたのは確かで,路面の溝とかを確認しないで後ろを振り返ったのか。
何でハンドルを取られたのかまったくわからない。
とにかく,他車を巻き込まなかったことは良かった。

いずれにしても,あのまま走っていても次の関門で引っかかってたことは間違いないから落車したこと自体にはショックも後悔も残っていない。
そこまで数えきれないほどの集団落車を上手くすり抜けてはいたから,落車への恐怖も残っていないのは救いか。

とにかく言えるのは,今回は去年おととし以上に体調が悪く練習不足で,完全に準備不足で臨んだ自分のミスだったということ。
なのに,去年も何だかんだで完走はしてたから,今年も普通に走ってれば完走くらいはするだろ,
とかなり軽い気持ちで臨んでいた。
それだけにリラックスしていた反面,集中力,真剣味に欠けていたと思う。

オキナワ210kmを舐めてはいけない

と改めて心に刻んだのであった。。。

スタート地点では,後にこんな結末が待っていようとはこれっぽっちも思っていなかった。。。
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でも来年もまた必ずここに戻ってくる。
もちろんゴールまで。。。(笑)
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by taka-taca | 2013-11-24 10:31 | レースレポート | Trackback | Comments(10)