Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

scalatore.exblog.jp
ブログトップ
2012年 06月 18日

つーるど沖縄 2011

そういえば,去年のツールド沖縄のレースレポート書いてなかった。
レース後しばらくは書きたい気分ではなくて,そのまま面倒くさくなって書かずに忘れていた。
やっと少し気を取り直しつつあるし,覚えてる範囲で書きのこしておこう。

当日の朝はいつになく快調に目覚め,前週の鈴鹿でひどく痛めた腰の痛みも,前日の試走では楽になっていた。
キッズのメンバーらとリラックスしてスタートにならび,スタートからはとにかく前半の危険個所に集中して,
まずは自分が絶対に落車しないように,そして,上位にいける可能性のあるNAKATSURUや,
特に去年落車したツドクロフが安全に走れるように,できる限り後ろを気遣いながら常に右端を位置取り。
時折前に誰もいなくなり風を受けるが,それでも集団真ん中に押し込まれるよりはマシなので,多少脚を使ってでも安全な位置を選んだ。

工事個所は相変わらず怖いが,ほとんど危険な目には合わず無難に進んだが,
後方で落車の音が聞こえるたびに身が引き締まる。

与那の坂までの平地区間は思いのほか快調で,脚の引き攣りはあるものの軽く,スズカでリタイヤしたことなどすっかり忘れて
“あれ?今日結構いけるかもよ?”なんて久々にワクワクしながら与那の坂に突入。

いつもならドドドっとゴボウ抜きされる坂の序盤も,なんだか妙に余裕がある感じ。
が1kmほど進んで,“脚も軽いし,今のうちにもうちょっと前行っとくか”と腰を上げた瞬間に全てが終わった。。。
腰と右坐骨神経に激痛が走り,下半身にまったく力が入らない。
レース前に飲んだ気休めのボルタレン効果も完全に切れたのか。
そこからは何とか痛みに耐えて,“ダムまで行ったら止めよう”と呆然と淡々と登り続けた。

普久川ダムの補給地点まで辿り着き,そこで止めようとも思ったけど,ペースを落として少し楽になったし,
やっぱり簡単にはリタイヤしたくなかったし,
キッズのあいちゃん,ちゅなどんずのあいちゃん,かつらさんの声援で元気が出て,
“まだ完走の可能性はある。ギリギリまでがんばろう”とペダルを踏みなおした。

そこからしばらくの下りで,ハンドルに貼ってあった“お守り”のボルタレンを飲んでなんとか復活を試みたが,
奥の登りでまたも脚が動かない。
なんとかよろよろと越えたが,辺戸岬からの海岸線も景色に目をやる余裕もない。
もう気力も果てていたが,そこへMSカガミさんがいた小集団が追いついてきたのでなんとか飛び乗った。
“助かった。これに乗って行ければ完走できるかも”と思ったが,
その集団のスピードについていくことすら必死。

そして2回目の与那の登り。
坂を登り始めた瞬間,もう完全に終わった。
カガミさんの集団からすぐに千切れて1人旅。
腰と坐骨神経の痛みをごまかそうとあらゆる筋肉を使ったが全部使い果たした感じで,腰は激しく痛いし両足とも攣り始めた。

もうどうするもこうするもなく,完走どころではない。
そこで自転車を降りようと思ったが,“ここで降りてバスを待つくらいならダムまで登ってカツラさんの車に乗っけてもらった方がいい”
と思って,サイクリングペース以下でゆっくり坂を登った。
なんとかみんながいるダムの補給(足切り)地点に辿り着き,自転車を降りた。
もうドブにでも飛び込みたい(ダムは無理w)ほど悔しくて悲しかったが,ドブは浅く膝までしか入らないのでwとりあえず座り込んだ。

あいちゃん達に声を掛けられても応える気力もなく,しばらく悔しさを噛みしめてじっとしていた。
ほどなく足切りタイムとなったようで,回収車もやってきた。
“あんなにゆっくり登っても足切りにはまだ間に合ったんだなぁ。もっとも次のポイントで切られるけど”
なんてぼんやりしてるうちに気を取り戻し,
しばらく休んで何とか歩けるくらいに痛みが和らいだので,キッズあいちゃんからビール(ノンアルコール)をもらって飲んだり,
自転車を車に積んだりしながら道路がフリーになって帰れるのを待った。

あいちゃん,かつらさんがいたおかげで寂しく回収車に乗せられることもなかったし,
話ができて気が安らいだ。
仲間がいるって素晴らしい。
みんなの応援に応えられなかったのが残念でしかたないが。。。

ゴール地点まで送ってもらい,キッズやちゅなどんの仲間にリタイヤ報告をして,ホテルに帰ってシャワー。
表彰式会場は,例年と違ってえらく狭く,居場所もないし,夜は那覇でキッズの打ち上げがあるからさっさと那覇へ移動。
キッズの打ち上げも気分は冴えなかったし,久々に会うキッズの全員とは人数多すぎて話せなかったけど,でもやっぱり沖縄へ来るのはキッズのみんなに会う貴重な機会でもあるし,楽しい夜を過ごした。
そして,“やっぱり沖縄最高(レースも仲間も飲み食いも),来年も絶対戻ってくる。そしてしっかり走り切る”と誓った。

がしかし。。。
現状はまだエントリーするかどうかも決められない状態。
あと1か月で練習を始められる状態に戻せるだろうか。。。
[PR]

by taka-taca | 2012-06-18 08:26 | レースレポート | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : https://scalatore.exblog.jp/tb/18457505
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by tandega at 2012-06-19 00:33 x
 壮絶! そういうことだったとは知らなんだ。男にアレコレ聞くのも何だし。
 全力で乗れないタカさんのもどかしさは痛いように分かるけど、やっぱり無理は禁物です。自分もあちこち(加齢による)ガタが来ているけど、75歳までロードバイクにまたがって公道を走るのを目標にしてます。←同じレベルで語らないでくれ?
Commented by NAKATSURU at 2012-06-19 11:16 x
全ては鈴鹿からですが・・・
今年の鈴鹿で、完全とまではいかないまでも回復を期待してますよ!
TTTを楽しみましょう!
Commented by taka-taca at 2012-06-19 13:17
>tandegaさん,
打ち上げの時はあまり暗いのもなんだし,グダグダ話さずいました。
おととしも相当無理してゴールはしましたが,もう無茶は続かなかったようです。
今年の沖縄は50kmにでも出るか、もしくは出ないか。。。
宮古もまだ悩んでます。
とりあえず,レース抜きに“古民家巡りサイクリング”でもしに行きたいですね(笑)
Commented by taka-taca at 2012-06-19 13:19
>NAKATSURU,
腰痛の悪化はともかく,坐骨神経の引き攣りは,あの落車が原因かはわからない。
どっちにしても,鈴鹿程度の短距離レースを走れるくらいには復活したいね。っていうか絶対する。
特にTTTを楽しく走りたいよ。


<< ペダリングの左右差      イタ晩飯 >>