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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2013年 05月 20日

スズカエンデューロ アタック120

今年初レースとなったアタック120
5.8kmのスズカサーキットを20周して,実際は116km余りだったけど,自主的に21周して120km超(笑)

結果27位 / 完走434人中 
タイム 3時間6分37秒(トップから19分44秒,ほぼ2ラップ)  
Ave 37.33km/h

機材 
フレーム: Bianchi 928SL
ホイール: Mavic Cosmic carbonSLR
タイヤ:   TUFO S3Lite(クリンチャーチューブラー) 9.5気圧くらい
ギア:    53×11-23


初レースというより,実質今年初めての高強度練習。
集団で走るのも去年のオキナワ以来だし,まずは落車に巻き込まれたりしないように,
後はできる限り先頭集団に付いていくのが目標。

いつもなら先頭付近に並んで,スタート直後から先頭のローテに加わるところだけど,
今回はまったくそんな自信がないし,知り合いが一人もいなくて,
スタートラインの先頭は地元系チームで埋まっていたので,遠慮がちに5~6列目に並んだ。

練習のつもりだったから緊張することはなかったけど,スタートして集団で高速走行しているうちにテンションが上がり,
久々にレースの緊張感が体中に湧き上がるのを感じた。

コース上は風が強く,ホームストレートの登りが追い風なのは嬉しかったが,スプーンの横風がきつく,
少しでも前が空くと追いつき直すのが大変。

そして5周目,
慎重に100番手辺りにいたところ,やはりスプーンの横風で集団がブチブチと中切れしだして,
後方にいた自分は先頭集団からあっという間において行かれた。
せめて10周は付いてくつもりだったのに,たった5周で千切れるとは。。。(涙)
やはりスタートから招待選手のすぐ後ろをキープしていないといけない。
でも今の自分にはそれだけの脚がない(泣)

THE END。。。と言いたいところだが今回は違う。

心身共にキツくなって,いつも脚を緩めてしまうところを,もうひと頑張りして踏むことが練習目的。
体が悲鳴を上げようと,脳が“もう止めてもいいよ”と甘い言葉を投げかけようと無視を決め込んだ。

それでも目の中に星がちらつき,脚が止まることが度々あったけど,
そんな時は少しペースを落としたりストレッチして,気持ちを入れ替えてまた踏み直すことの繰り返し。
そうしてグルッペットを渡り歩き,ペースが合わなければ飛び出して個人TTモードで走ったり。

先頭集団にラップされて悔しい気持ちと,現状にしては思ったより良く走れてる楽しさが交互に頭をよぎる。

スタートしてすぐにメーターが動いてないことに気付いた。
レース用のホイールを今年初めて付けたのにセンサーの調整をしてなかったのだ(泣)
面倒くさいけど周回を頭でカウントしながら走ることになった。

そうして周回を数えていたら,“20周か。。。25mプールを20往復して1000m泳ぐよりは楽かもな(もちろん体は雲泥の差でキツい)”なんて思ったら気持ちがかなり楽になった(どんだけスイム嫌いなんだ!?w)

後は最後まで淡々と走り続けて,順位もタイムもわからず,念のため21周(脳内カウント)してゴール。
いちおう20周目のゴールは,グルッペットに同クラスが数人いたので勝手にスプリント(笑)
でもあまりに脚がヨロヨロな上,早掛けし過ぎて超失速して1人に抜き返された(泣)

とまあレースと言えるような内容ではなかったけど,
今年初レースを無事,どころか思ったより頑張れたから気持がスッキリして満足感もそこそこに。
最初の目標どおりに,苦しいところでネジを緩めてもう1歩踏み込む気持ちが初めて芽生えた。

何よりこれで “練習しなくては”というか“練習できる状態になった”と実感できたのが大きな収穫。
去年,初レースが8月末のスズカ5ステージだったことを思えば好発進だ。

でもやっぱり先頭集団に付いてすらいけないのは悔しい。
秋のスズカエンデューロや富士チャレ200までには集団に付いていけるように戻りたい。

去年までとは気持ちを切り替えて,現状の体なりに速くなるために頑張ろう。

何となく心の中で,高い壁をよじ登り,やっとそのテッペンに片手が掛かったような感じ。
もうすぐ壁は超えられる,はずだ。。。

でもここで勢い付け過ぎて,壁の向こうに落っこちて大怪我しないように気をつけないと(笑)

by taka-taca | 2013-05-20 19:56 | レースレポート


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