週末に突然祖母がリンパ腺が腫れて病院で検査.
結果は悪性の腫瘍ですでに肝臓や他にも転移していて,あと3ヶ月だと医者が言った.
は???3ヶ月???
だってついこないだまでなんともなくて元気だったバアバ.ありえない.
ちょうど90歳になるが1年前にリストラ(?)されるまで皿洗いや駐車場の掃除とかして働いて,いつもどこへでも歩いて行っていた.いつも笑っていて不平不満なんて聞いたことがない.
この人は100歳以上余裕で生きるんだと思い込んでいた.
なのにあと3ヶ月って???
頭が混乱すると同時に昔のことがまさに走馬灯のようによみがえる.幼稚園のころ,共働きで誰もいない家でなく,祖母の家に園バスで帰り毎日世話してもらった.
しかもバアバにとって最初の孫としてずいぶんかわいがってもらった.
こんなにでかく憎らしくなった孫に比べて昔から何にも変らず小さな小さなバアバ.
まだピンとこないや.それに医者の言うことなんて当てにならない.きっとまた元気になるに違いない.いつも,いつも笑っていたバアバ.苦しむバアバの姿なんて見たくない.
去年父方の祖母が亡くなったばかりで,人の死について深く考えていたところへ今度は...
モニカのノンナ(婆ちゃん)父方の祖母が亡くなり,そのたびに“ああ,もっとああしてればよかった.こーしてあげればよかった”と後悔先に立たずだが,3ヶ月と言われていまから何ができるだろう?すでに後悔の念で一杯だ.
奇跡.自分に起こるとは思わないが,こんなときにはやはり奇跡が起こるのを信じるだけだ.