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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2006年 06月 15日

昨日のヤン

昨日のツールドスイス,ウルリッヒが先頭付近で目立ってた.ラスムッセンと前後左右しながら集団をリードしていてテレビにたくさん映ってたけど,やはりジロの時よりかなり体が絞れてるように見えた.
頬のコケ具合や二の腕や腿の筋肉の線の浮き具合,それに腹も大分すっきりしてた.
顔つきも精悍になってきて,後は髪を短くするだけだな(笑)

そのウルリッヒ,レース終盤で先頭を引きながら,すぐ後ろにいたゲルデマンに首で“行けっ!”と合図.
解説のI氏は,それを“ゲルデマンに,前に出て引くように合図した.いくらウルリッヒとはいえ,今じゃゲルデマンの方が上じゃないの?etc...”などと“いつもの辛口コメント”で語っていた.
俺的には,あれは若いゲルデマンに“今だ,行けー!”って合図しただけで,指図とはちょっと違うんじゃないかな?って思っていた.

今朝にはそんなことは忘れて何気にウルリッヒの日記を見ると,まさにそのシーンのことが綴られていたので簡単に訳します.


調子は上向きだ.昨日は自分たちの総合順位を上げることを試し,主張した.
状況をコントロールするために,常に先頭付近で存在を示し,先頭交代に加わった.

ゲルデマンは,自分たちの仕事に報いてくれ,彼の2番手のポジションをキープした.この若者はホントにいい走りをした.

今日は初の登りゴールだ.うまくいくか見ていてくれ.



まるで解説I氏の話を聞いていたかのようだ(笑)
何はともあれ,あのシーン,ウルリッヒが首で“行けっ!”って言った姿はカッコよかった...
おととしのツールだったか,(去年だっけな?)逃げていた選手を抜きざま,“俺についてこい”みたいな感じで首で合図したときもしびれて,いつまでも脳裏に残っている.
もうファン心理以外の何モノでもないね(苦笑)

というわけで,みなさん!ウルリッヒはそんな偉そうなヤツじゃないですよ!
とフォローしてみた.

ちなみにI氏,太郎君が先日の富士ヒルクライムの雨の下りについて語ろうとしたら黙りこみ.
“俺がコメントするような話じゃないな”くらいに思ってたんだろう.
それでも太郎君が“選手は下りの方がきつかったって言ってました”と突っ込むと,
面倒くさそうに“でもたった1回でしょ?ジロなんかならその下りを4回もやりますからねぇ”と失笑(顔は見えないが声からして)

何もプロとパンピーを同じ土俵で語ることないんじゃないかな?
辛口コメントがおもしろいI氏だけど,いつもパンピーを馬鹿にするのはちょっとねぇ...
ま,そんな別世界のことは気にしないで,自分たちなりに乗鞍を目指しましょ.

by taka-taca | 2006-06-15 14:25 | ヤンの日記


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