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Pendenza20%「飲み喰らい魔ー日記」 第2部

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2007年 07月 30日

モニカ秋葉山アタック!?

先週あたりから日常の生活で立ったり座ったり階段登ったりするだけでもかなり痛み出した腰は金曜の170kmでさらに悪化.
ということもあり,土曜日はモニカとのんびりサイクリング&日光浴をすることに.

車に2台のMTBを積み込み秋葉神社上社の駐車場に車を止め,まずは秋葉ダムを目指してサイクリングスタート
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秋葉神社上社からいつもの下社までの川沿いの道は林間で快適♪

そのまま秋葉ダムのちょっと先まで行って折り返し,40kmくらい走る予定でいたが,秋葉山TTスタート地点まで来て,軽く冗談半分に“試しに登ってみる?”
と聞くとモニカが,
“しょーがない,行ってみるか”と大胆発言!

“まあ最初の壁で足着いて終わりだろう”とタカをくくりつつ登り始めた.
7.6kmのこのコースの最難関は5km過ぎの10~13%区間だが,実は最初の1kmがそれに匹敵する勾配できつく,10%の坂なんて登ったことがないモニカには無理だろうと思っていたが,フロントインナーでリアは一枚残したままスルスルと登っていくではないか!?
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この日は自分もMTB,考えたらMTBでは初秋葉山.
しかし,MTBといっても4年前に何もしらずにフルサス,ディスクブレーキ,そして“半額”の文字にひかれて買ったフリーライド用でどっちかと言うと下り重視のくそ重たいMTB.
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買った時はこれで富士見パノラマのダウンヒルコースを走ったり,遊びでオフロードの耐久レースや王滝100kmとかに出るつもりでいたが,結局その後ロード一色になって,たまにモニカとサイクリングしたり買い物に使ったりする以外はラックに攣る下がったままになっていた.

モニカの意外な軽快なペースに思わずインナーローで着いていくが,自転車が重い上に,腰につけた荷物いっぱいのヒップバッグの重さが負担となって腰がひどく痛み出した...
モニカはペダルを止めるどころか,時速一桁とはいえ淡々と,しかも普通にしゃべりながら走り続けた.
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“きつくないのか?”と聞くと,
“このくらいのスピードなら大丈夫だけど,浜名湖の平地の方がずっと気持ちいいよ.一体何が楽しくてこんな坂登ってるの!?”とモニカ.

このペースでも1時間半はかからずに登れそうだし,もしモニカがロードレーサーに乗って一生懸命走ったら1時間は余裕で切れそうな勢いだ.
最近俺の夜練コースをモニカは朝1人で走りに行ったりするが,グリーンファーム付近の1kmくらいの登りも含んだ6km周回コースを3周したりして,登りもこなし始めてはいたけど,まさか秋葉山をこんなに普通に登るとはただただビックリ!
とはいえ,モニカがロードレーサーに乗ってハァハァ言いながら走る姿なんて全く想像できないが...(笑)
日曜日の朝も俺が秋葉山行ってる間に1人で走り,何と周回コースを4周して60kmを走りきったと自慢していた.
もう平地なら100kmは余裕でこなすだろう.

“せっかくだから昼の予定変えて,このまま上まで行ってみる?”と聞くと,
“うーん,行ってもいいけど,この道を下るのは絶対嫌.緩い下り坂があるならいいけど,これを下るならやめとく.でも今いい感じでお尻の筋肉に効いてる感じだからもうちょっと走る”と,結局2km過ぎまで行って最後には“もういい,飽きた”と言ってストップ.
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怖がりで下りが嫌いなモニカは登るより遅いんじゃないか?と思うくらいのス
ピードでソロソロと下山.
そして,初秋葉山を祝って(?)モニカの初馬鹿饅頭.
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そして,予定通り,昼飯は金曜日に走っていて発見した石窯ピッツァと手打ち蕎
麦が食える店へ向かい,来た道を戻った.




改めて看板を見ると“炭”のでかい文字.
どうやら地場産品としてログハウスや炭を中心に売り出しているようなんだけど,炭と石窯ピッツァでちょっとピンと来ることがあった.
もう完全に忘れていたんだけど,7,8年前くらいだろうか,当時やっていたうちの店にこの地域のおじさん数人が来て,村おこしのため(?)に炭や地場産品を売る場所を作り,そこで炭焼ピザを出したい,と言って,石窯を見せたりどうやってピッツァを焼くか説明したりしたことがあった.
もちろんピッツァは炭でなく薪を使って石窯で焼くことも実際に焼くところを見せて教えてあげたりして,そのおじさん達は感心しつつ,
“また企画が進んだら現地に来ていろいろ指導してもらえますか?”と言ってその時は帰っていった.

その後何の音沙汰もなかったんだけど,いつの間にかこんな店を作りピザを売っていたとは...(ただし,ホントにあの人たちだったのかは未確認)
庭で食べるスペースもったけど,日向はあまりに暑いので店外の軒先のテーブルで食べることにした.
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とりあえず,手打ち蕎麦は普通に美味かった.
2種類盛りの1つは炭が練りこまれている蕎麦だったけど,炭の味はあまりわからなかった...
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そして期待はしなかったけど怖いもの見たさ(?)でピザも注文.
一応“生モッツァレッラと生トマト”と書いてあったから,ケチャップに冷凍チーズではないから食えないことはないだろうと思ってはいた.

そして出てきたピザは,見た目には生地がペラペラで,やけにチーズが山盛りだけどまあまあイケそうだった.
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が,一切れ食ってみると,生地はホントにペラペラで食感も味もないし,チーズは冷凍のいわゆるピザチーズよりはマシだけど,明らかにモッツァレッラではなく何だか油っぽい.
結局2人で一切れずつ食べて残してしまった...

想像するに,うちの石窯ピッツァを見て,“石窯に薪で火を入れてその横でピザを焼けばいい”くらいに思って,ちゃんとしたピッツァ作りを知らずに始めてしまったんだろう.
生地はおそらく業務用で出来合いの真空パックのをローラーで伸ばし,それにまた業務用か何かのピザ用チーズを乗せて焼いているだけだろう.
それでもスーパーやコンビニの冷凍ピザよりはマシだろうし,ソーセージとかが乗ったメキシカンとかいうのもあったから,ピザと思わず,そういう食べ物だと思って食べればビールにも合うし結構いけるのかも知れないが,あのチーズを全部食ったら3日くらい胃がもたれるんじゃないだろうか!?

せっかく自然の中で庭のテーブルで,しかもサイクリングの途中に立ち寄って食べれるいいスペースなのに,イマイチでもったいない!!!
テラスでビール飲みながら,ときたら蕎麦よりもピッツァの方がいいけど,これだと蕎麦を食うしかない.まあ蕎麦は美味かったからよかったけど.
それより,単品でソーセージとかニラ饅頭とかがあったから,そういうのをツマミにビールを飲みながら日光浴なんてのも悪くないかな.

でもねぇ,もしこの店がホントにあの何とか組合のおじさん達が作ったのなら,あれだけ根掘り葉掘り聞いといて,その後何のお知らせもないなんてちょっと寂しいよな...
あんな立派な石窯があれば,俺だったらもっと美味いピッツァ出せるのに!

なんだかがっかりしたまま店を出て,ソフトクリームを食うのを忘れたことに気がついてさらにショック(笑)
そのころ沿道の温度掲示板は34℃を表示.
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一刻も早く川に飛び込みたいところだが,車を止めていた上社の河原は祭りの準備かなにかでトラックが行き来していたので,この際だからと新しいバーベキュースポットを探してみることにした.

自転車で走りながらいつもいい場所がないか探していて,いくつかの候補があった中の一ヶ所へ行ってみると,車で河原に入れるし(でも四駆でないと厳しいかな),すぐ近くにトイレもあるし(しかもプレハブじゃないちゃんとしたやつ),大きな木があって日陰もいくつかあるし,何よりも人が少なくて静か.
ちょっと離れた有料キャンプ場の河原がイモ洗い状態なのに,探せばこんな場所もあるんだなぁ.
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今回は日光浴と水浴びのためだけだったけど,次回はバーベキューとかして一日ゆっくり過ごしたいところだ.
3年前に,それまで行っていた秘密のスポットで頭を数十匹の蜂に刺されて以来,あまり河原に行かなくなったけど,これからはまた気持ちよく静かに過ごせる河原が見つかって超うれしい.

1時間ほど日光浴をして,うちに帰り部屋の模様替えの準備なんかをしながら甥っ子達が来るのをまったが,結局土曜日は来ないことになり,晩飯をどうするか考えたが,もう時間が遅くなっていて今さら作るのは面倒くさくなり,急遽カレーを食いに行った.
いつもとほぼ同じパターンなので写真はなし.
しかし,笑えたことが1つ.
いつものように生ビールを飲み,4杯目を注文したら,“今酒屋さんが持ってくるから待ってくれ”と言われたが待てないからインドの瓶ビールを飲んだ.
普段この店ではあまり生ビールは売れないらしく,サーバーの樽も小さいのを使っていて,この日は俺達と入れ違いになった常連さん夫婦が2人で10杯飲んだらしく,しかもそれに続いて俺がハイペースで飲みだしたから配達も間に合わなかったらしい(笑)
そうこうしているうちに酒屋さんが汗かいて登場し,5杯目,6杯目は開けたての生ビールが飲めて満足♪
こうして予定外の外食でカロリーオーバーになったから日曜日はうちで“質素な”夕食にする予定だったのだが...

長くなったので,日曜日の話はまた明日

by taka-taca | 2007-07-30 22:20 | 日常


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